皆さんこんにちは、TaroTechです。
今回は就活における情報収集や選考対策で必ず役に立つ「就活本」についての記事になります。
世の中では就活本が役に立たないなんて意見もありますよね?
今回はそんなネガティブな意見も覆す、実際に使ってみて役に立った就活本を厳選しましたので、1つずつその特徴を紹介していきます。
【超人気企業内定者の面接記録】
サブサイトで、SIer人気トップ企業であるNTTデータの面接記録を紹介しております。
面接での質問だけでなくそれに対する回答まで完全再現した記事になっております。
面接の受け答えだけでなく、学チカの内容や深掘りの仕方まで非常に参考になる記事となっています。就活本はいらないから企業ごとにピンポイントで対策したいという人にはおすすめです!
気になる方は是非こちらから↓
1.就活本は役に立たないのか?
就活生の皆さん、時々こんな声をききませんか?
「就活本は役に立たない」
本当にそうと言えるのでしょうか?
たしかに世の中にはありとあらゆる就活本があふれており、中にはお金を出してまで買う必要のないものもあるかもしれません。
そもそもなぜ就活本が役に立たないといわれるのでしょうか?
どの本も同じことが書いてあるから
1つ目の理由として「どの本も同じことが書いてある」ということが挙げられます。
そもそも何十年も前から就活というのは行われており、就活ノウハウというものも巷にはたくさんあふれています。
各社差別化を図っているとはいっても王道の就活テクニックというのはある程度決まっており、それ故にどの本も内容に差がなくなってしまいます。
また、本だけでなくインターネットからも同じような情報は手に入れることはできます。
そういた背景からもわざわざ就活本を買わなくてもいいのではないかという意見が出てきてしまうと考えられます。
就活は実践してこそだから
2つ目の理由として「就活は実践してこそ」ということが挙げられます。
たしかに就活本を読んで有益な情報をある程度得ることはできます。
ただ私も就活をやってきた身だからこそ言えることですが、やはり就活は何度も実践して場数を踏んでいくことこそが成功の秘訣だと言えます。
このような背景を踏まえ、「就活本を読んでいるだけでは意味がない」という考えから就活本は役に立たないという考えが生まれているのではないでしょうか。
そもそも本を読まなくても大丈夫なレベルの人がそう言っているだけ
3つ目の理由として「そもそも本を読まなくても大丈夫なレベルの人がそう言っているだけ」ということが挙げられます。
これに関しては反論する余地もありません。
世の中には就活強者と呼ばれる人も一定数存在しており、そういった人からしたら本を読む必要はありません。
自主性の高い人たちは自分の足で積極的に情報を集め、たくさん実践しています。
ただみんながみんな有能というわけではありません。
そもそも情報の取捨選択が苦手な人もいるわけなので、そういう人こそ他者の意見を鵜呑みにせず本に頼ってみるということも大切だと思います。
2.就活本をおすすめする理由
ここまで就活本が役に立たないといわれる理由を解説してきましたが、ここでは逆に就活本をおすすめする理由を解説します。
著者が就活本を進める理由は何といっても「クオリティの高さ」です。
就活に関するブログを運営している立場でこういうのも変ですが、やはり就活本はその道のプロが何人も集まって作っているため相当のクオリティが担保されています。
例えば、この記事の後半で紹介する四季報という本でも1万近くの企業情報が掲載されています。
このような膨大な情報を個人で集めて発信するというのは無理があります。
また就活本は目的ごとに特化した内容が掲載されており、なかなかネットの記事等では紹介しきれない細かい部分にまでスポットを当てて紹介していることもあります。
このように就活本はインターネットサイトでは出し切れないようなクオリティを出すことができるため、著者は就活本で情報収集することもおすすめしています。
あとはシンプルに、本を読んで情報を手にするとやる気が湧いてきますからね。
それではここからは就活本選びのコツとおすすめ就活本について紹介していきます。
3.本の選び方のコツ
世の中には無数の就活本が存在します。誰もが初めての就活でなかなか自分ひとりの力では厳しいといったときに書籍というのは大変役に立つものです。
ここで一つ、皆さんこんな経験はないでしょうか?
受験勉強をしているときにどの参考書を選んでいいか分からなくてとりあえずいくつか買ってみたけど、結局どれも活用しきれずすべてが中途半端になってしまった、、、
(著者は完全にこのタイプでした)
就活でも同様で、手あたり次第ノウハウ本を買ってはみたもののイマイチ使いきれないということはよく起こります。
じゃあ何を・どうやって選べばいいのという話をしたいと思います。
ポイントを語るにあたり、ここで大まかな就活のプロセスを見てみましょう。
ざっと挙げてみるとこんな感じになります。
例えば、テストは得意だけど文章を考えるのは苦手だとしましょう。
そういう場合は、自分の苦手なESの書き方に関する書籍を買えばいいですよね。
また、自己分析のやり方が分からないという人は自己分析に関する本を買えば対策としては問題ないと思います。
要は就活のプロセスの中で、自分はどのプロセスの情報が欲しいかという目的に合わせて必要な書籍を選べばいいということです。
また、就活本はやはりベストセラーがおすすめです。
過大評価じゃないの?と思う人もいるとは承知していますが、やはり長年多くの人に愛されている本にはそれなりの理由があります。
そのため就活本を選ぶときはやはりベストセラーを選んでおくに越したことはありません。
それでは前振りが長くなってしまいましたが、目的別のおすすめ就活本を紹介していきます。
4.おすすめ就活本
ここからは目的別ごとに「この本はお勧めできる」と言える就活本を紹介していきます。
【この記事で紹介する就活本おすすめランキング】
1位:確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく
2位:史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
3位:「会社四季報」業界地図
4位:絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方
5位:就職四季報 総合版
6位:絶対内定 面接
7位:絶対内定 エントリーシート・履歴書
8位:最新最強のCAB・GAB超速解法
9位:「言葉にできる」は武器になる。
就活全般
1番最初のこの記事で1番のおすすめ就活本を紹介します。
この本があれば就活全体で必要な考え方およびやるべきことについて一通り学ぶことができます。
確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
私が一番お勧めする就活本は「確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく」になります。
この本では「就活は能力ではなくルールを知っているかで決まる。就活はゲームである。」と豪語しているように、就活を確実に突破するためのロジックに基づいた攻略法を学ぶことができます。
自己分析~面接まで就活における各フェーズに対する「攻略法」を知ることができます。
能力に自信がある人は確実に就活を成功させ、能力に自信がない人は能力をカバーするためのテクニック習得として、是非この本を読んでおくことを強くおススメします。
自己分析
絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
まずは超王道の一冊「絶対内定 自己分析とキャリアデザインの描き方」になります。
就活をこれから始めようという人は一番最初に読むべき本かもしれません。
この本はテクニック的なことばかりが述べられているわけではなく、これから就活を経て社会人になっていくということはどういうことなのかについても述べられています。
自己分析をしていくうえで、過去や今だけでなく将来も自己分析軸に置いた深い思考を持つためのマインド的な部分から自己分析の実践を促すワークシートまで一冊にまとまった超王道の一冊となっています。
「言葉にできる」は武器になる。
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
自分の考えを言葉にするのが苦手な人は是非読んでほしい一冊が「言葉にできるは武器になる。」です。
自分の中にある意見やアイデアを人に分かりやすく伝えるためのノウハウが詰まった本になります。
自己分析という観点で見ると、これまでの経験を分かりやすい言葉に変換するのに苦戦する人のために、アウトプットするための方法が数多く紹介されているため、本を読み進めながら実際にアウトプットすることができます。
この本で学べることは自己分析にとどまらず、面接のような言葉を口に出して人に分かりやすく伝えるという場面でも役に立つはずです。
業界研究・企業研究
「会社四季報」業界地図 (東洋経済新聞社)
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
個人的に世の中の業界地図の書籍で一番わかりやすいと思うのがこの「 「会社四季報」業界地図 (東洋経済新聞社) 」になります。
この本の強みは何といっても分かりやすさと業界の幅広さだと思います。
特徴に書いてあるように、業界ごとの今後の展望・直近の時事などが分かりやすい図でまとめられています。また、業界内での企業ごとの関係性や業界での売上高順位も掲載されており業界研究にはうってつけの本になっています。
業界の幅も広く、掲載業界数はなんと170以上とほぼすべての業界について紹介されています。
行きたい業界が定まっていない就活生は業界を探す際の参考になるかもしれません。
私の研究室では毎年新しい年度のものが出るたびに1冊づつ買っては読み比べていました。非常に分かりやすいおすすめの一冊です。
就職四季報 総合版/優良・中堅企業版
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
世の中にある数多くの企業(2冊合わせたら1万社近く)についてのリアルな数字や採用情報が手に入るのが「 就職四季報 総合版/優良・中堅企業版 」になります。
就活四季報は上記で紹介した業界地図を出している東洋経済新報社が出版している書籍になります。
特徴にあるように、主な活用法としては企業研究・企業探しで、企業があまり言いたくないようなリアルな数字がたくさん掲載されています。
上記で挙げているように就活四季報では様々な企業の情報が手に入ります。
各企業の業務内容など深い内容までは知ることはできませんが、受ける企業選びの参考にはもってこいの本になります。
エントリーシート
絶対内定 エントリーシート・履歴書
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
ここでまた登場するのは安全と安心の絶対内定シリーズの「絶対内定 エントリーシート・履歴書」です。
書籍の中でも述べているように就活の9割はESで決まるというくらい大事なESの書き方のコツがわかる一冊になります。
ESの重要性がイマイチわかっていない人ほど絶対に読んでほしい内容になっており、この本を読めばESの先にある面接も意識したESを書くことの重要性が分かります。
また、過去の大手企業通過ESも掲載されており実例付きでESを書くコツを得られる良本だと思います。
筆記テスト・WEBテスト
史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
SPIの勉強におすすめなのが、この「 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 」になります。
この本ではWEBテスト(SPI)とテストセンター両方の対策が一冊でできます。
もともと勉強が得意で対策しなくてもある程度の得点が見込める人には必要ないかもしれませんが、特にテストセンターで出題される問題(非言語)は対策しないと結構難しいです。
そのため、この本を使って出題される問題の形式に慣れておくとよいと思います。
テストは難関企業や人気企業では基本的に足切りに使われているので、しっかり勉強してある程度の得点ができないと普通に落ちます。
せめて面接まで進むためにもテスト対策はしっかり行うことを強くおすすめします。
最新最強のCAB・GAB超速解法
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
SPIとは毛色の異なるCAB・GABの対策が一冊で行えるのが「 最新最強のCAB・GAB超速解法 」です。
CAB・GABは商社・金融・証券・総研など幅広い企業で課されるテストの一種になります。
特にCABに関しては、「暗算・法則性・命令表・暗号」のいわゆるパズルのような問題が出題されます。そのため、一度は対策しておかないと初見では高得点が取りづらいテスト形式となっています。
この本ではCAB・GABに特化して出題内容に応じた問題演習が行えます。
この本は就活生全員におすすめというよりは、受けたい企業がCAB・GABを課しているという人にお勧めになっています。ほかのテスト形式よりも対策が必要なためこの記事ではおすすめの本として紹介しています。
面接
絶対内定 面接
おすすめ度:
お役立ち度:
実践度:
面接突破に大切な考え方や対策が学べるのが「絶対内定 面接」になります。
就活では基本的に面接が複数回行われますが、一次面接から最終面接までの押さえたいポイントなどがしっかり解説されています。
またこの本では、「中身」と「見た目」の両面から面接を突破していくための対策やきおつけたいポイントにも触れられています。
さらに、就活生が気になるスペックや留年した・逆質問どうしようといった細かなポイントについてもしっかり解説が網羅されています。
個人的には面接に進んでから慌てて読むよりもESを書く段階から呼んでおくとESを書く時の参考にもなる大変優良な一冊だと思います。
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか。
ここで紹介した本以外にも良い就活本はたくさん存在します。
ただ、あれこれ手を出したはいいもののすべてが中途半端になってしまっては時間もお金ももったいないので、目的を明確にして自分に合った本を活用していくことで良い結果が得られることでしょう。
しっかり情報の取捨選択をして内々定を勝ち取りましょう。
コメント