皆さんこんにちは、Taro Techです。
今回は就活成功のカギとも言える「自己分析のやり方」について、その重要性を理解していただいた上で、大手内定者が実際に行っていた㊙分析メソッドを惜しみなく紹介したいと思います!
このような悩みを持っている就活生向けの内容となっています!
興味がある方はぜひ最後までお付き合いください!
はじめに
そろそろ就活を始めようと思っているけど、まずは何から始めたらいいの…?
とりあえずたくさんESを書く?ガクチカを仕上げる?面接練習をする?
どれも大切なことです。
しかし、
最初に取り組むべきはズバリ「自己分析」であり、就活の基礎力は自己分析で決まります。
これはどんな人や本、就活サイトに聞いても同じ答えが返ってくると思います。就活を始めた時期が大学3年の5月だろうが4年の3月だろうが変わりません。
自己分析はESや面接に比べると軽く見られがちですが、実は就活においてはゴールと現在位置を結ぶ羅針盤とも言えます。就活力の土台を形成し、内定を勝ち取るためにはがっちり固めておくべき項目となります。
この自己分析を疎かにしたことで苦労した友人を数多く見てきました。。。
それでは早速、なぜ自己分析をいの一番に取り組むべきなのか、また私が実際にやっていた㊙︎メソッドについて解説していきます!
自己分析とは?
自己分析とは、「これまでの過去の経験や経歴から自分の性格・思考の傾向・長所や短所を理解した上で、社会人になってから挑戦したいことやキャリアビジョンを描く一連のプロセス」を指します。
とはいえ、自分の過去に向き合って分析するなんて小っ恥ずかしいし、そんな大した経歴もないしなぁ。。。なんて思ってしまいますよね。
ある例え話をしましょう。ここに就活生A君とB 君がいます。
A君
周りの友達が就活を始め、焦りを感じ、名前を聞いたことがある大企業や流行の業界に特段の思い入れも無く応募しています。志望動機や自分の将来像がうやむやのまま、エントリーシートや面接などの小手先のテクニックに力を入れて就活に挑んでいます。
B君
就職活動を本格的に動き出す前に、過去の経験を振り返り、自分がどんな人間なのか、何をすることで人生を豊かに過ごせるのかを入念に考え、言語化することに力を入れています。しかし、やりたいことがわからない、将来の選択肢をもっと増やしたいと考え、会社説明会やOB訪問をすることで新しい価値観を手に入れながら、誰よりも自分を理解した状態で就職活動の軸を定めています。
典型的な例ではありますが、あなたはどちらが良い就活、引いては社会人生活を送れると思いますか?
当然B君ですよね。
B君のように現在位置とゴールを把握しそれまでの道のりを設定して、その上で今必要な情報や経験を求め、行動に移すことで、無駄な回り道をせず効率よく成長することができます。
またB 君には自分を軸に据えた目標があるので、ネームバリューや就活偏差値など外野の声に惑わされず、入社後に「あれ?なんか思っていたのと違うな…」ということも起こりにくくなります。
新卒での就職活動は人生一度きりです。入社後に後悔のないよう、自己分析を極めた上で就活に挑みましょう!
就活をして企業に入社することがゴールではないのです。
自己分析のやり方
自己分析が大切だということは分かりました、でも何から始めたらいいのでしょうか?
そこで今回は2つの自己分析のやり方をご紹介します。吟味した上で、ご自身にあったものを是非活用してください!
1.マインドマップ
最初にご紹介し、今回一番おすすめするのが、マインドマップ。
何を隠そう私が就活生の時に活用していたのが、マインドマップ。
あまりメジャーではないですが、使いこなせば最強、マインドマップ。
怪しい宗教の勧誘っぽくなってしまいましたが、効果は私が保証します。
マインドマップは頭の中でまとまっていない思考やイメージを可視化させることで脳内を整理し、より論理的に理解できるようになる手法です。
ブレインストーミング(ざっくばらんにキーワードや文章を並べること)をし、それに対し深堀をしていくことで根拠や確実性を高めたアイデアを出すことが可能となります。
これは自己分析を始める大きな悩みである、何から始めればいいか分からないという人にはぴったりな方法です。
自分というモヤモヤとした抽象的な存在を言語化していきながら整理整頓し、次の方向性を示すことができます。
さらに嬉しい特典として他の自己分析法である自分史や、ガクチカの深堀り対策も実はこのマインドマップひとつに集約することができます!
では、実際にマインドマップを用いた自己分析の始め方を紹介していきます。
1-1.最強ツール”MindMeister”
マインドマップといえば、紙に書き出すのが鉄板ではありますが、私のおすすめはアプリを使うことです。最近では、無料でマインドマップを使い勝手よく作成できるものも多く存在します。
その中でも私がこよなく愛するマインドマップツールがこのMindMeister(マインドマイスター)です。
教育系YouTuberとして100万人以上のフォロワーを誇る、リベラルアーツ大学の両学長もその動画内で使用しているアプリとして知られていますね。
こちらの両学長の動画でアプリの使い方や効果については詳しく説明されているので、まずはご覧いただければと思います。
特にPCやスマホ、端末を選ばずにどこからでも使えるのは就活生にとって嬉しいポイントです。
面接の直前にササっとスマホで頭の中を整理できるので、見返すことで大きな自信と安心感にもつながります。
それではこのMindMeisterを使って自己分析を行っていきましょう。
1-2.<実例付き>MindMeisterを使った自己分析
MindMeisterをダウンロードしたらまずは自己分析のファイルをつくりましょう。
そして過去・今・未来の3つの項目を作成します。
下図のように面接対策用の一問一答集なども余裕ができたら作っても良いかと思います。
過去編
本記事でいちばん大切な項目になります、ここをしっかり取り組むことができれば就活全般の基礎力がぐーんとアップすること間違いなしです。
まず自分年表を年齢ごとに、なんでも良いのでざっと勢いよく羅列してみましょう。
年代ごとにテーマ(部活がんばった期、何もしなかった期…など)を付けてみると、より客観的に自分を理解しやすくなると思います。
次に自分史の中でガクチカにできそうなエピソードを3つほど抽出してみます。
そして、各ガクチカの中で、概要、背景、課題、動機、工夫、結果、学び、そこから伝わる自分の性格や印象などを中見出しとし、埋められるところから書いてみます。
さらにそこから引っかかる単語や現象になぜ?を繰り返し問いていきます。
例えば、課題でアルバイト先の売り上げが低下しているというものがあれば、
「なぜ売り上げが落ちたのか?」と問いかけ、答えを探していきます。
このエピソードから自分に「主体性」という強みを感じとれたのであれば具体的にどんな行動にそう感じたのかを問い、また書き出していきます。
これによって自分がどんな性格でどんな思考を持った人間なのか、を具体的なエピソードと根拠をトッピングして説明することが可能となります。
過去編においてのポイントはただ一つ、自分自身になぜ?なぜ?なぜ?と、さながら圧迫面接のように疑問を投げつけ解いていく、これをひたすら続けましょう。
これによって面接でも、鋭い質問や突拍子もない質問にも柔軟に対応できる力が身につくはずです。
今編
過去編でのデータをもとに自分自身の強みと弱みをまとめてみましょう。なるべくここは簡潔にまとめるように心掛けると、ESや面接にも一貫性を持って望めると思います。
根拠の薄い強みがたくさんあるよりも、いくつかの経験・結果から導き出された強みが1つある方が魅力的です。
もちろん、根拠があるのであれば強みはたくさんある方がいいですよ!
未来編
これに関しては過去の自分の延長でも良いですし、会社説明会や社会人の先輩との会話を通して考えていけば良いと思います。
なんにせよ、就活が本番化するまでには自分の夢と働き方の軸は固めておきたいところですね。
以上のように過去の経験や考えをまとめ、そこから形成された今の自分の性格を把握し、未来の方向性を定めます。
完成イメージ
さすがにこれは紙には書き切れないですし、まとめ直すのに苦労しそうです、、、
MindMeisterならこんなにスッキリまとまります!
一度やり始めたら止まらなくなる程、脳内を整理するにはもってこいのツールです。
是非自己分析で困っている方は試してみてください!
ちなみに企業分析もこんな具合でまとめることができるんです。
もしノートやwordでやっている人がいたら、本当に目から鱗だと思いますよ!
2.性格診断サイト
ここまで読んでいただいたそこのあなた。
いやぁ正直面倒臭いな、今更そんな時間ないよ!という方も多くいることでしょう。
そんな方々に手っ取り早く自分の性格を言語化することができる裏技をお教えします。
それは性格診断サイトを利用することです。
100問近くの設問に素直に答えるだけで、ものの数秒でAIが性格や思考傾向を読み取り、強み弱みはもちろん、自分に向いている職業などを提案してくれるという、現代が生み出した超ハイテクツールです。
私自身も利用した経験がありますが、真面目にやればそこまで変な結果は出ないので、自己分析のとっかかりとしては十分利用価値はあると思います。
さきほど紹介したマインドマップのように、0から全てを作り上げるのは骨が折れますので、丸々診断ツールに頼りきりというのはお勧めしませんが、一種のサポートツールとして利用してみてはいかがでしょうか?
高い精度で知られる自己分析ツールのリンクをいくつか貼っておきますのでご興味のある方は是非お試しください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「自己分析の重要性とマインドマップを使った自己分析法」について解説してきました。
自分のことを一番理解し、表現できるのは自分自身です。
目先のテクニックの前に、まずは自分と向き合うことから逃げず、就活力のボトムアップを目指しましょう!
ほかにも自己分析法が知りたいという人は以下の記事でもやり方を紹介していますので是非参考にしてみてください。
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