皆さんこんにちは、Taro Techです。
今回は「就活におけるやっておくべきこと・やっておいてよかったこと5選」について解説していきたいと思います。
いざ就活といっても、何から始めていいか分からない人や何をしていいか分からない人は意外と多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな迷える就活生のために大手内定者3人の体験談をもとに「やっておくべきこと・やっておいてよかったこと」を厳選してきました。
それでは1つずつ見ていきましょう!
今回情報提供してくれた仲間
2021年に某金融系SIerに入社
現在SEとして勤務中、体育会系出身者
某財閥系大手化学メーカー内定者
現在大学院2年生、非体育会系
某超人気SIer・大手メーカー系SIer内定者
現在大学院2年生、非体育会系
やっておくべきこと・やっておいてよかったこと5選
1.企業・業界研究
やっておくべきこと1つ目は「企業・業界研究」です。
当然ですが、企業を受けるにも基本的にESと面接は必ずあるといっても過言ではありません。そのES・面接をクリアしていくにあたって自分が受ける企業の情報というのは欠かせないものです。
例えば、その会社の強い事業は何か?・規模はどのくらいなのか?・主力製品は何か?
などいくらでも調べることがあります。
また、その会社の事業だけでなくどんな面接を行っているか、いつ面接があるのかといった採用に関する情報も企業や業界の情報に含まれます。
そんな企業・業界研究のための情報をどこから・どうやって入手するのか説明していきます。
1-1.説明会に参加する
企業・業界の情報収集の王道といえば「説明会」です。
説明会には「合同説明会」と「企業独自の説明会」の大きく分けて2つの種類があります。
合同説明会のメリット・デメリット
合同説明会のメリットは何といっても複数の企業が集まっていることです。
気になる企業があればブースをはしごすることで一気に情報を収集することができます。
逆にデメリットとしては、合同説明会の仕組み上説明の時間が短くなり情報が浅くなる傾向にあるという点です。
どうしても企業独自の説明会に比べて企業ごとの持ち時間が限られてしまいます。
ただ、このコロナショックを期に合同説明会もオンラインにシフトするようになってきて、以前のような立ち見が発生する・机がなくてメモが取りづらいといったデメリットは解消されつつあります。
企業独自の説明会のメリット・デメリット
企業独自の説明会の場合は合同説明会の時よりも説明会の時間が長い分、より詳しい部分まで情報を得ることができます。また、場合によっては座談会がセットになっていることもあるため、志望度の高い企業については独自の説明会に参加することを強くお勧めします。
これは合同説明会の逆で時間が長く設けられている分、一気に複数企業こなそうとすると身体的な負荷がかかります。
しっかり日程を調整して気になる企業は必ず参加できるようにしておきましょう。
1-2.OB訪問する
説明会だけでは会社の外見的な部分は分かっても具体的な業務のイメージを持つことは難しいです。
そこで有効になるのが「OB訪問」です。
私は第一志望の企業については2人の社員の方にOB訪問させていただきました。
面接のときにその話をすると面接官にやや好印象だったように感じました。
説明会と違って、実際に働いている社員の方と基本的に1対1で話をすることができるため、現場のリアルな声を聴くことができます。
実際に社員に聞いたことというのは、面接で説得力を高めるための武器にもなりうるので、特に第一志望の企業に関しては是非OB訪問することをお勧めします。
1-3.就活サイトの利用
企業の採用に関する情報も重要な情報といえます。
企業の事業や業務の知識だけでなく、ESや面接に関する情報も入手することができれば就活を優位に進めることができます。
様々な就活サイトがあるので自分に合ったものを利用してみるとよいでしょう。
1-4.書籍を活用する
企業分析・業界分析に書籍を活用するのも一つの手です。
書籍を活用することで、数多くの企業や業界の情報をまとめて手に入れることができます。
以下おすすめ書籍をまとめておきますので気になる人は是非活用してみてください。
おすすめ書籍
▷就職四季報 総合版
企業が本当は隠したいようなリアルな数字が分かる。また、掲載企業数がかなり多く企業探しの参考になる。
▷「会社四季報」業界地図 (東洋経済新聞社)
業界ごとの今後の展望や直近の時事、売り上げの増減などが数字と分かりやすい図とともにまとめられている。
2.自己分析
やっておくべきこと2つ目は「自己分析」です。
企業や業界のことだけを調べたらOKというわけではなく、当然自分のことも知らなければいけません。
現在の就活の仕組み上必ずと言っていいほど面接が行われます。
その面接では今までの自分の頑張ったことや苦労したことが質問され、それらに対して論理的な答えが要求されます。
相手が納得する答えを言うためには、まず自分のことをよく知っておかなければなりません。
そんな自己分析をどのように行うのかについて解説していきます。
2-1.書き出してみる
自己分析はとにかく自分のことについて徹底的に書き出してみることが重要です。
冒頭でも述べたように、人に対して自分のことを伝えるには、「まず自分が自分のことをよくわかっていること」が前提となります。
そのためにも、ツールや紙に自分のことを書き出してみましょう。
便利なツールについては以下の記事にまとめているので是非参考にしてみてください。
3.ES添削
やっておいてよかったこと3つ目は「ES添削」です。
ESを書いたのはいいものの、それをそのまま提出してしまうのはいいと言えません。
自分ではいい文章が書けたと思っても第三者が見たらイマイチってこともあり得ます。
そこでES添削を周りの人や場合によってはプロにお願いすることで、「客観性」が担保された良いESが書けるようになります。
そんなES添削の具体的な手段を見ていきましょう。
3-1.先輩・友人、就職支援課を活用する
まずは自分の周囲の人にお願いしてみると良いでしょう。
特に先輩に関しては、学部3年の学生なら4年の先輩に院1年の学生なら院2年の先輩に見てもらうのが良いと思います。
友人でも客観性は担保されますが、先輩の方が「就活経験者目線」で見てくれるのでより良い文章を作りやすくなります。 また知り合いに自分の文章を読んでもらうのに抵抗があるという人は、ぜひ各大学に設けられている就職支援課の職員さんにお願いしてもらうのも一つの手でしょう。
ちなみに私も先輩に添削をお願いしたり、後輩から添削依頼されたりという経験があります。
3-2.OB訪問した社員の方に見てもらう
身の回りの知人や就職支援課以外にもという人はOB訪問した社員の方や場合によってはリクルーターの人に見てもらうのが良いでしょう。
相手はあなたと同じように就活を経て、実際にその企業の内定を勝ち取った方々なので、学生とはまた違った観点で文章を見てもらえる可能性が高いです。
ここで一つ注意なのが、OB訪問した社員の方全員が添削してくれるとは限らないので、どうしても行きたい企業の社員さんに絞って丁寧にお願いしてみると良いでしょう。
また、添削してもらった場合は必ずお礼を言うようにしましょう。
4.面接練習
やっておくべきこと4つ目は「面接練習」です。
これはESと同様に客観性を担保するという観点から非常に重要な項目になります。
ESは文章なので分かりやすく書くことを心がければいいのですが、面接は実際に話さなければいけないので、特に話すのが苦手な人や論理的思考力に自信がない人は何度も練習して、論理的でかつ誰が聞いても分かりやすい受け答えができるようにしましょう。
時々奇をてらった質問もありますが、基本的に面接で聞かれることというのは決まっていますので、対策次第でいくらでも突破可能です。
それでは面接練習の手段を見ていきましょう。
4-1.先輩・友人、就職支援課の活用
これはES添削の場合と同様に、客観性を担保するために第三者があなたの受け答えを聞いて納得できるようになるまで練習すると良いでしょう。
また、面接練習を通して面接中の「姿勢・仕草」、「表情」、「口癖」、「言葉遣い」といった自分では気づきにくい部分も見てもらいながら改善していくことを強くお勧めします。
さらに、最近はコロナの影響でオンライン面接も増えてきたため、ZOOM等を活用してオンライン面接形式で練習しておくのも良いでしょう。
4-2.実際に企業を受けてみる
練習をある程度重ねたら次は実際に企業を受けてみると良いでしょう。
面接は場数を踏んでいくことで徐々に雰囲気に慣れて洗練されていくため、実際に企業を受けて面接官に評価される機会を設けましょう。
おすすめは選考時期が早い企業やESなしで面接を受けられる企業に応募することです。
企業によってはフィードバックをくれるところもあるので、フィードバックをもらった際は次の面接に活かすようにしましょう。
5.インターンに応募・参加
やっておいてよかったこと5つ目は「インターンに応募・参加」です。
よく企業が、このインターンは採用と関係ありませんと記載していたりしますが、あれは「半分本当で半分は嘘」です。
企業によってはインターン参加者限定の早期選考ルートというものがあり、インターンに行っている人とそうでない人で必ず差がつきます。
ちなみに私は、実際に夏インターンに参加したことで通常ルートとは明らかに違う優遇ルートに乗ることができたおかげで、2月半ばには内定をいただくことができました。
これは私の体験になりますが、IT業界は特にインターンに行った人限定で早期選考ルートが設けられており、一般で受けてくる学生よりも高い確率で内定を勝ち取っていたように感じます。
ちなみに私が実際に入社した企業もインターンに参加し、その早期選考ルートで内定を頂いた企業になります。
5-1.できれば夏インターンに応募・参加すべし
本当に行きたい企業が決まっている人は必ず夏インターンに応募しましょう。
後述の通り夏インターンは2days以上が多く、そのまま本選考の早期選考や優遇ルートに乗れるということが多々見受けられます。
外資系企業の中には夏のインターンに参加できなければ本選考に応募すらできないという企業もありますので、常にアンテナを張って調べておくと良いでしょう。
もちろんインターンに行ければいいですが、不合格となって行けなかった場合も夏から選考対策したという事実は残りますので、冬以降のインターンや本選考に活きてくるでしょう。
5-2.1dayよりも2days以上に参加してみる
もちろん1dayでも気になる企業なら応募してみることが大切ですが、経験上インターンの日数が長いほどインターンの難易度も上がり、外部には公開されてない優遇ルートが用意されていたりします。
もう一度言いますが、インターンは選考に関係ないは「半分が本当で半分が嘘」なので、興味のある企業や行きたい企業が決まっている人は早い時期から対策を練ってその企業に時間を割きましょう。
必ずどこかで差が出ます。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
今回は「就活でやっておくべきこと・やっておいてよかったこと5選」について解説してきました。
昨今のコロナの影響を受けて、友人との接触機会も減り就活に関する情報入手が難しくなっている今だからこそ、この記事を読んでこれからの就活に活かしていってもらえると嬉しいです。
あなたも就活成功体験者の就活戦略を再現して、就活強者を目指しましょう。
コメント