皆さんこんにちは、TaroTechです。
今回は「ラッコキーワードの登録方法と便利な使い方」について解説していきます。
PV数が伸びる記事を生み出すためには「キーワード調査」が不可欠です。
記事のタイトルを決めるときのキーワード選定こそ今回紹介する「ラッコキーワード」が最適です。
是非この機会に登録してキーワード調査マスター目指しませんか?
1.ラッコキーワードとは?
ラッコキーワードとは、WEBサービスを得意としているラッコ株式会社によって提供されている「キーワードリサーチツール」です。
その主な機能を簡単に言うと、「Googleなどの検索サイトで調べられているキーワードを抽出する」という機能になります。
無料でかつシンプルな操作性からほぼすべてのブロガーに利用されているサービスといっても過言ではありません。(2022年2月からは有料プランも導入されます。)
ラッコキーワードは登録なしでも簡単に利用することができるものの、ログインをしないで利用すると「1日5キーワードまでしか検索することができない」というデメリットがあります。
ブログを運営する上では必須級のツールになりますので、まずは新規登録から始めましょう!
有料プラン追加による機能の変更点
ラッコキーワードは以前までは無料プランのみで、新規登録すればすべての機能が無制限で利用できていました。
しかし、昨今のブログ人気の高まりに伴い2022年2月から「有料プラン」が追加されるようになりました。
それに従い、無料プランの機能にも一部変更があるので以下にまとめます。
【無料プラン(新規登録済み)の機能変更点】
変更前 | 変更後 |
---|---|
見出し抽出/共起語取得:無制限 | 見出し抽出/共起語取得:合計15回/日 |
各種キーワード調査:無制限 ※サジェスト、Q&A、ニュース/話題の記事、Googleトレンド、周辺語・連想語、類語・同義語 | 各種キーワード調査:合計50回/日 |
記事の後半で様々な機能については解説していますので、ここでは回数に制限が入るとだけ思っておいてください。
【有料プラン限定機能】
・サジェストプラス
⇒より多くのサジェストキーワードが取得できる。複数検索エンジンも一括取得。無料版では見つからない穴場キーワードを発掘できる。
・月間検索数取得
⇒サジェストプラスの結果上からワンクリックでフレッシュな月間検索数データをリアルタイムで取得する。任意のキーワードのデータ取得も行える。
※より便利な上位機能を順次追加予定
【有料プランの価格】
※(年契約時の月額単価/税込 … 月払いの場合、以下の価格の1.2倍)
プラン | 価格(税込み) |
---|---|
ライト(個人向け) | 990円/月 |
スタンダード | 2475円/月 |
プロ | 4950円/月 |
エンタープライズ | 9900円/月 |
⇒現状はプランごとで得られる情報差異はない。
有料プランと無料プランで機能に差別化を図るという変更点が入るそうですが、現状無料で使えている機能については回数制限がかかるのみで、使えなくなる等の心配はいりません。
2.ラッコキーワードの登録方法
それではラッコキーワードへの登録方法を解説します。
①ラッコキーワードから「新規登録」をクリック
②「メールアドレス」を入力→「利用規約に同意する」にチェック→「登録」をクリック
③届いた認証メールの「認証URL」をクリック
④ユーザー登録完了画面
以上。
このようにラッコキーワードでは、メールアドレス1つで簡単にユーザー登録することができます。
ログインした後はキーワード検索が無制限で行えるようになります!
また、今回登録したラッコIDを用いることでラッコ株式会社が提供するほかのサービスもまとめて利用できるようになりますので、興味ある方は他のサービスものぞいてみてください!
3.ラッコキーワードの使い方
それでは登録が終わったところで「ラッコキーワード」を最大限活用するための使い方について解説していきます。
3-1.基本的な使い方
ラッコキーワードの基本的な使い方を簡単に言うと、「キーワードを検索して、そこから関連するキーワードも含めて取得する」です。
基本的な使い方を以下にまとめておきます。
キーワードを検索
まずはラッコキーワードにログインします。
上図の赤枠に調べたいキーワードを入力して検索します。
今回は見本として「一人暮らし」というキーワードで検索をかけてみたいと思います。
関連語の一覧取得
実際に「一人暮らし」でキーワード検索をかけると、それに関連した「一人暮らし ○○」といったキーワードがサジェストとして一覧表示されます。
ブログを運営する上ではこの関連キーワードを調べて拾っていくという作業が非常に重要になってきます。
特にブログ記事のタイトルを決める際には、後述するキーワードプランナーとこの機能を組み合わせることでPV数の伸びも変わってくることがあります。
市場ではどんなキーワードで検索されているのかということでブログも制することができるのです!
関連語の深掘り
サジェストで提示された関連語はさらに深掘りをすることができます。
上図の赤枠で囲まれた部分にある「輪っか矢印」をクリックすることでさらにそのキーワードの関連語を調べることができます。
例えば、「一人暮らし 食費」を深掘りしてみます。
このように「一人暮らし」→「一人暮らし 食費」→「一人暮らし 食費 平均」という風により細かくキーワードを抽出することができます。
今回の「一人暮らし 食費 平均」はSEOでは「ロングテールキーワード」と呼ばれ、ブログを始めたての初心者や個人ブロガーはこのロングテールキーワード を狙うとPV数の伸びが狙えるといわれています。
この機能はキーワード選定において非常に大切なので是非使いこなしましょう。
キーワードをGoogleで検索する
ラッコキーワードでは気になるキーワードを直接インターネット検索することができます。
上図の赤枠で囲まれた「飛び出し矢印」をクリックするとそのキーワードをインターネットで検索した検索画面が別タブで開きます。
例えば、「一人暮らし 費用」を検索してみます。
このようにGoogleで検索した結果が表示されます。
気になるキーワードがあれば、記事を書く前に「上位表示されている記事の調査」を行ってみるのも伸びる記事を作るための大事な作業になります。
ぜひこの機能も使いこなしましょう。
Google以外の検索キーワードサジェストを確認する
ラッコキーワードでは主にGoogleにおけるキーワード取得がメインですが、ほかの検索エンジンについてもサジェストを見ることができます。
左から順に
となっており、全部で9つのサジェストを閲覧することができます。
3-2.基本機能以外の便利な機能
ラッコキーワードには「関連キーワードを取得する」以外にも便利な機能があります。
上でも述べているように無料プランと有料プランで機能の使用回数に違いがあるのでまとめておきます。
変更前 | 変更後 |
---|---|
見出し抽出/共起語取得:無制限 | 見出し抽出/共起語取得:合計15回/日 |
各種キーワード調査:無制限 ※サジェスト、Q&A、ニュース/話題の記事、Googleトレンド、周辺語・連想語、類語・同義語 | 各種キーワード調査:合計50回/日 |
Q&Aを見る
ラッコキーワードでは検索したキーワードに関するQ&Aを見ることができます。
この機能では「Yahoo!知恵袋」と「教えて!goo」に投稿されたQ&Aを見ることができます。
ブログの本質的な話になりますが、ブログを運営するということは「読者の悩みを解決すること」が本来の目的になります。
皆さんが大好きなGoogle AdSenseも読者のタメになるかどうかが審査の基準の一つであるといわれています。
つまり「読者にとってタメになる情報=読者の悩みを解決する情報」と言えるので、このようなQ&Aから読者の悩みを抽出する作業はとても大事になります。
ブログ記事のネタに困ったときもQ&Aから新たなネタが見つかるかもしれません!
Googleトレンドを見る
ラッコキーワードでは検索キーワードのGoogleトレンドを見ることができます。
この機能では「過去12か月」と「過去5年」の検索数の推移が表示されます。
例えば、「一人暮らし」というキーワードの検索推移を調べてみます。
上のグラフから読み取れることとして「一人暮らし」というキーワードは新生活の始まる3月4月の少し前の12月~2月にかけて検索数が伸びるということが挙げられます。
このように検索トレンドを見ることでそのキーワードの記事をいつぐらいに書けば検索されやすいかという傾向を知ることができます。
またその時点では検索数が少なくても少しづつグラフが右肩上がりになっていればそのキーワードは伸びてくると見越すことも可能です。
トレンドを先取りして記事を書くことで将来の成功への先行投資にもなるかもしれません。
見出し抽出
見出し抽出ではそのキーワードの「検索上位20位までの記事の見出し」を抽出することができます。
この機能では、「タイトル」・「見出し数」・「文字数」の3つをチェックすることができます。
タイトルについては上図の青枠で囲まれた「下矢印」をクリックするとそのサイトの見出しの構造とディスクリプションを確認することもできます。
何度も言いますが、伸びる記事を量産するためには上位に表示されている記事のいいところを真似するのが一番の近道です。
この機能を活用して上位表示される記事のいい点を研究するとよいでしょう。
共起語を見る
この機能では検索キーワードとともに記事の中に登場する関連ワードを調べることができます。
こちらについても検索上位20位までの記事のデータを調べることができます。
記事の見出しや構成を考える上での参考になりますので、記事の題材を決めた後に調べてみてもいいかもしれません。
周辺語・連想後を見る
この機能では検索キーワードに関連するワードを調べることができます。
ブログを書き続けていると少しづつネタがなくなってきます。そんな時にこの機能を使うと新たなキーワードを発見しネタ切れを防ぐことができます。
また新たなキーワードを見つけることができたら、基本的な使い方に立ち戻ってまたキーワードの深掘りをしていくと記事を継続して増やし続けていくことができます。
4.キーワードプランナーと組み合わせて検索ボリュームの確認
最後にラッコキーワードを最大限活用するための応用的な使い方を紹介します。
それはGoogleが提供している「キーワードプランナー」と組み合わせて検索ボリュームを確認することです。
簡単に言うと「そのキーワードが月にどれくらい検索されているかということを知る」ということです。
それではやり方を解説していきます。
①キーワードを調べて、赤枠の「全キーワードコピー」をクリック
②キーワードプランナーの「検索ボリュームと予測データを確認する」をクリック
③①でコピーしたキーワードを赤枠に貼り付け、「開始」をクリック
以上
実際に「一人暮らし」で検索をかけてみた結果がこちらです、
このように「一人暮らし」に関連する検索キーワードの月間平均検索ボリュームを調べることができました。
初心者ブロガーは、
月間平均検索ボリュームが「100~1000」
競合性が「低」
のキーワードを狙って記事をかいてみよう
ブログを始めてすぐの頃はついつい書きやすいキーワードを狙いがちですが、そういったキーワードは検索数が多い代わりに競合も多く、上位表示させるのはかなり難しいといえます。
特に始めたての個人ブロガーこそ上記のように月間平均検索ボリュームがそこそこで競合の少ない「ブルーオーシャン」を狙うのがPV数を伸ばすための近道になります。
是非この機能を使いこなして伸びる記事のタイトルづくりの達人になりましょう!
まとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
今回は「ラッコキーワードの登録方法と便利な使い方」について解説してきました。
ラッコキーワードは関連語を拾うとても便利なツールになります。
特にブログ記事のタイトルを考える上で「キーワード選び」が最も重要といっても過言ではありません。
是非この機会にラッコキーワードの使い方をマスターして、伸びる記事づくりの達人になりましょう!
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